ずっと真夜中でいいのに。新曲『形』感想・考察

ずとまよでは珍しい漢字一文字の曲名『形』


お城の上にニラちゃんらしき女の子が人形を持っている画面からのスタート

王冠をかぶっているのでプリンセス?

うにぐりもしっかり肩に乗っててかわいい

手に持った人形をうつむいて眺めてます

 

 


今回、映画『ドールハウス』の主題歌である本曲


MVの人形を持ったシーンからのスタートで映画の内容と関係のあるMVになっているような気がしました。

実際に映画館にドールハウスを見に行き、『形』のMVとの関連を探してきました。

(ドールハウス面白くて2回見に行ってしまいました笑)

ここからは映画の内容のネタバレを含みます

 


歌詞


しみになるの
私の涙を吸うTシャツ
嫌なものだけをぼかす技術
そんなこといつからできるように
なってしまったの

わがままな髪
繋ぎ止めていい
縛りつけていい
跡が消えないのに
離れられない
選ばなくていい
導かれるままに

棲みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 現れる気がした
眠りにつくまで 歩いてく
何度も 同じこと  守るから
答え合わせしなくても
大丈夫 君と私だけ
無罪で 綺麗です
全て混ざっていなくても
大丈夫=二人の言霊
愉快で  おかしいって
わかってるけど

意地になる
承認され消費されてく
好きなものだけで満たす技術
そんなこといつからできるように
なってしまったの

わがままな神
繋ぎ止めても
縛りつけても
跡が消えないのに
言じたいものを
選んだっていいでしょ
導かれるままに

住みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 洗われる気がした
眠りにつくまで 歩いてく
何度も 同じこと 守るから

ぶっきらぼうなままでいいよ
形があるだけでえらいよ
君がなるべく 絶望しないよう
選択だけ 繰り返す

棲みついた天使は 痛みの鎧
いいから 願ったら 現れる気がした
人の形して 歩いてく
何度も 同じ鼓動  守るから

答え合わせしなくても
大丈夫 君と私だけ
有罪な 人生です
全て混ざっていなくてもいい
愉快で おかしいって
わかってるけど

 

 


ニラちゃん2人?


画面が切り替わり、真ん中で分割された画面になりました。

左右でそれぞれ別の生活が流れていて右側は冒頭の女の子の幼少期のような子で裕福な暮らしで幸せそうな表情です
母親の愛をたっぷり受けており、女の子本人も周りに優しい子です

左側の子は、城の檻に入れられ、檻の見張り役のような番人にいじめられています

右の女の子の母親と手を繋いで檻の前を通って2人は目が合い、お互い惹きつけられます

 

公式の情報によると、右の子がニラちゃんで、左の子がラニちゃんみたいでした。
おそらく目の色が逆なのでそう名づけたのでしょうか。

 

また、ドールハウスでは、作中で娘の芽衣が亡くなってしまいます。

立ち直れないでいる母親の佳恵は偶然出会った人形に惹かれて購入してしまいます

 

 

 


閉じ込められた共通点


場面が切り替わり先ほどの分割画面、幼少期ではなく成長しています。

るんるんで檻の前に現れたニラちゃんは檻の中の子とまた目が合います。

仲良くなろうと人形を見せて遊ぼうとしますが、様子がおかしく黒いあざが全身に広がり暴れてしまいます。

 

 

檻の中に入っていたのはこれのせいなのでしょうか

 

すぐに兵士が来て様子を見ますが、なんと腕を切り落としてしまいます。

しかし、次の画面では元通り回復。

不気味さを少し感じます。

 

この一連のシーンを見た時にドールハウス作中の人形「あや」は元々お札がびっしり貼られた箱に入っていたため右の子と人形あやを重ねて見ていました。

 

なんのためのお札なのか、どんな人形なのかわからなかったあや。

なぜ檻に入っていたのか、なぜ怪物のように暴れてしまうのか。

 

共通点の多さからあやなのでは? と思っていたが…

 

 

 

 


初めての愛情


その後もあの子が忘れられない様子で見張りが多くなった檻にこっそり近づいて仲良くなろうとします。

一緒に絵本を見たり、リンゴを食べたり、ボードゲームをしたりと日々を過ごしていきます…

 

そんな中あの日見せた人形を再び見せると今度は何もなく、なんと檻の鍵を入手していたので一緒に手を引いて檻から脱獄してしまいました。

ラニちゃんの手には先ほどの人形が握られています

 

ここでも映画と重ねてみると、人形あやの生前は母親から虐待を受け、心中まで巻き込まれてしまうほど愛情を受けてきませんでした。檻の子も初めての誰かからの愛情だったのでは。

 

 

我が子のように大事にされたあやは静かに毎日を過ごしていましたが、第2子の真衣が生まれるとだんだん扱いが雑になってしまいました

それに怒ったあやは母親を取らないでと真衣に矛先がむきます。

 

映画の最後の方のシーンであやに襲われた佳恵を、なんと亡き芽衣が助けに来てくれるシーンがあります。

このシーンの付近は2回見ましたがなんとなく分かりずらいシーンでした。

助けに来たシーンはあやが見せている幻覚の中ですが、なぜ芽衣が出てきて助けに来てくれたのか…

 

実は作中の芽衣と人形あやの共通点が多くあります。

それは母親の裏切りです

 

作中の冒頭シーンで芽衣ちゃんは家で友達とお留守番を頼まれますが、帰ってきたお母さんは居なくなった芽衣を探す際に家の中はそこそこに外に探しにいきます。

芽衣がいうことを聞いていないだろうという決めつけです。

そして人形を芽衣ちゃんに重ねて生活を始めますが、第二子の真衣がうまれると、人形を雑に扱ってしまいます。人形のあやちゃんを雑に扱ってしまったことは、元々の亡くなった芽衣ちゃんの代わりにしていたことから、芽衣を裏切った事にもなってしまいます。

よって最後のシーンは同じように母親の佳恵に不満を持った2人の逆襲だったのでは、と考察します。

 



そして檻越しに遊んでいた2人ですが、なんと檻の鍵を盗み出していたニラちゃんはラニちゃんを檻から出して一緒に逃げます。

逃げた先は外ですが、なんと振り返るとさっきまでいた城が火事で燃えていました。逃げたのがバレて銃を持った兵士が追いかけてきています。追い詰められたところでラニちゃんの様子がおかしくなっていきます。前半にあった黒いあざが広がり始め、再度凶暴化してしまう

クライマックスに差し掛かったところで曲調が落ち着き、落ちサビになります。

ここの歌詞が毎回いいなと感じさせられます。

『ぶっきらぼうなままでいいよ
形があるだけでえらいよ
君がなるべく 絶望しないよう
選択だけ 繰り返す』

 

そして兵士と戦って武器を奪います。

勝ったラニちゃんはニラちゃんの元へ歩み寄り抱き合います。

そのラニちゃんの手には人形が…

ラニちゃんの牙がニラちゃんに刺さり…

 

次のシーンでは、冒頭のプリンセス姿のラニちゃんが映りMVが終わります。

 

これは人形の仕業?

ここまでMVを追いながらドールハウスとの関係性を確認していきました

 


 

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